性的暴行を告発するドキュメンタリー『Suyrviving R. Kelly』の公開以来多方面から告発や批判を受け、音楽業界から干されつつあるR. Kelly。今回、彼のキャリアを終わらせる決定的な一打となり得る決断をSony Musicが下したことが明らかとなった。
R. Kellyの所属レーベルであるRCA、およびその親会社であるSony Musicは、 R. Kellyの作品をレーベルのカタログから完全に削除した。現在、RCA公式サイトのアーティスト一覧にR. Kellyの名前は無い。Billboardは、R. Kellyと Sonyが袂を別つことに合意したと報じている。
以前RCAがR. Kelly作品のリリースを差し止めていることが伝えられたが、とうとうレーベルと彼の関係が無かったことにされてしまう段階にまで至ってしまったようだ。R. Kellyとのコラボ曲をヒットさせたLade Gaga、Celine Dion、Chance The rapperらも彼が参加した楽曲をストリーミングサービスから引き上げているという現状もあり、今後彼が音楽業界に残ることはかなり困難になったと言えるだろう。
依然として検察によるR. Kelly宅の捜査が続けられているようだが、今後の彼の社会的な処分はどのようなものになるのだろうか?