今年に入り、世間を賑わせ続けているKanye West。特に印象的だったのは5月から6月にかけてのリリースラッシュだ。彼は自身が関わる作品を一挙に5作品もリリースしたわけだが、それらの作品のレコーディングは全てワイオミングで行われたことは周知の事実だろう。いわゆるワイオミングセッションだ。
今回、5〜6月のKanyeのリリースラッシュのうちの1つでもある『DAYTONA』をリリースしたPusha TがBillboardのインタビューに登場、ワイオミングセッションについて語っている。
彼は、「聞いてくれ。俺はKanyeが35個のトラックを作るのを見ていた。だから俺らは話してたんだよ」と話し始め、「Kanyeは全てを先導した。俺は驚異的だと思ったよ。あのセッションは治療としてスタートしたはずだったんだ。俺たちは、‘さあ、一緒にアルバムを作ろう’って感じだった」とワイオミングセッションはKanyeの治療の一環としてスタートしたことを明かした。
結果として、このセッションによって持ち前のクリエイティビティが復活したKanyeは多方面に話題を提供しつづけるようになったというわけだ。
最近もトランプ大統領への支持を改めて表明するなど、謎めいた言動が目立つKanye。
新作『YANDHI』のレコーディングをアフリカで行うそうだが、これも「治療」ということだろうか?