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Tame ImpalaのKevin ParkerがKanye Westとの曲作りを「混乱」と語る

Tame ImaplaのKevin Parkerが『Beats 1』のインタビューに登場。SZAやKanye Westとの作品作りや、Travis Scottとスタジオに入ったこと、そしてTame Impalaの次の予定について語った。

インディー・ロックのアーティストでありながら、彼ほどヒップホップと密接に関わりを持っている人物はなかなかいないだろう。SZAと共同で作品を製作中であったり、Travis Scottとレコーディングセッションを行ったり、さらにKanye Westの新作『Ye』にクレジットもされているKevin Parker。彼がこれらのコラボについて言及ししている。

昨年報道されたSZAと共作した作品について質問されると、Kevin Parkerは「作っている時はものすごくワクワクしたよ。日の目を見る日が来ることを祈ってる。SZAと一緒に作っていたとき、彼女のニューアルバム『CTRL』のリリース10日前ぐらいで。あのアルバムが爆発的に人気が出て彼女も忙しくなってしまった。”Back Together”っていう曲があるんだけど、それはなんとかしてリリースしたいねって思っている」と明かした。ただただリリースされるのを願っているとのことだ。”Back Together”は以前、ライブで披露されたがまだ公式にリリースはされていない。

またKevin ParkerはKanye Westの新作『Ye』にクレジットされた多くのアーティストの一人でもある。収録された”Violent Crimes”に共作者としてクレジットされており、そのレコーディングについても語った。

「嵐のような混乱がいろいろ起こって、誰も把握してなかった。Kanyeはいろんなアイディアを足したり引いたり組み合わせたり試しながら作曲する。誰の作ったどのパートがどの曲で使われるか最後の最後まで彼自身もきっと分かっていない」と話すKevin Parker。

別の報道によると、Kevin Parkerは様々なサンプリング用の音をKanyeに送ったものも、連絡がなかったため今回の作品には使われなかったと思い込んでいたようだ。『Ye』に収録されていると試聴会に言った友達からもらった連絡で知ったという。当初は”Ghost Town”に収録されると思っていたら結果的に”Violent Crimes”に使われていたとも明かしている。

さらに今回のインタビューではTravis Scottとスタジオに入ったことも言及。「深夜に30分ぐらい一緒にスタジオに入ったよ。普段だれかとスタジオセッションするときは、曲や目的を決めて長いことやるんだけど、Travis Scottとやるときはふらっと立ち寄る感覚で気軽なものだった。何か目的があるというよりはバイブスが合って創造力が高まっていくような感じだ」と、かなりカジュアルなものだったと語る。Travis Scottの次のプロジェクト『AstroWorld』にKevin Parkerが参加するかどうかはまだ不明だが期待できそうだ。

Kevin ParkerはTame Impalaの次の作品についても明らかにした。2015年の『Currents』以降何もリリースしていない彼らだが、2019年の夏までには出したいと発言している。

『Beats 1』に登場したKevin Parkerのインタビュー全編はこちら

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