Kendrick LamarとJ.Coleが共同でアルバムを制作していると噂が長いこと流れているが、確信にいたる情報はない。これまでアルバムの存在を匂わせる様々な発言がされてきた。
Kendrick LamarとJ.Coleが二人でアルバムを共同制作しているという噂は2011年頃から広まり始めた。2011年にJ.ColeはMTVのインタビューで「俺とKendrickで色々おかしなことをやってるよ、これは世界をかき乱すはずだ」と発言。同じ年にKendrickも「90%の曲はあいつがプロデュースして、俺がそれに乗っかる。もう形になってるよ」と明らかにした。
その2年後、2013年にJ.Coleは「たくさん曲ができた。ただのEPとしてリリースするとしても、だいぶなものになるよ。まだ今は隠してある」と述べた。その2年後にKendrickはHOT97のインタビューで「共同アルバムは確実に計画していることだ。何かを起こす」と発言している。また、その年にプロデューサーのOddiseeがTimwetwoodTVで「2012年にKendrickとJ.Coleの二人が作った曲をレコーディングした。確かに存在する」と語った。
さらに、KendrickとJ.Coleが二人同時に、お互いの曲のトラックでラップした「Black Friday」という曲をSoundcloudでリリース。J.Coleの曲では歌詞で「俺とKendrickがいつドロップするかって?その日は永遠にこないよ。俺ら二人一緒なんて世界が耐えられないだろ」と歌った。これが皮肉なのか、それとも本当に永遠に共同作品をドロップしないのかは不明なまま。
それからしばらく空き、昨年末にThe Break fastの番組内でAb-soulが「KendrickとColeのアルバムは存在する。あいつらは長い間それに取り組んでいる」と言及。
そして先週末、レーベル『Top Dawg Entertainment』の共同社長であるPunchがTwitterで新たにこの噂を裏付ける発言をした。Punchが「最近どう?」とツイートすると、とあるファンがKendrickとColeの共同作についてコメントした。それに対してPunchは「たぶん一生無いよ」と返信。ファンたちにショックを与えた。
Probably never
— Punch TDE (@iamstillpunch) 2017年8月19日
しかしその二日後にPunchはTwitterで発言を訂正。「この前のKendrickとColeについてのことは冗談だ。きっとリリースされるよ。俺は知らないけどもしかしたらね。本人たちに聞いてみな!」とツイート。
I was just playing about that dot and cole joint. It's coming for sure maybe. I don't know it might happen. Probably. Actually hit them ???
— Punch TDE (@iamstillpunch) 2017年8月20日
噂が流れはじめてから6年が経ち、それでもオフィシャルなリリースの発表はまだなく、確信には至れない憶測を呼ぶ発言がどんどん増えていく。