Lil Yachtyは現在ヒップホップシーンのアーティストから格好の標的になっている。それは彼が90年代のヒップホップの黄金期を作り上げた2 PacとNotorious B.I.G.の曲を5曲も知らないとインタビューで言い放ったり、「ラップはただ楽しいもので、シリアスなものじゃないんだよ。僕はシリアスなラップが嫌いだ、シリアスなラップを聴いてると眠くなるんだよね」とコメントしたことなどが、90年代のアーティストやそのファンの逆鱗にふれるらしい。
Yachtyは90年代のヒップホップに対して特に嫌悪の感情を持ってるわけではなく、ただ無関心なだけである。それ当然かもしれない。Yachtyは現在19歳で1997年生まれだ。物心つく前に終わった時代に対して敬意を払えというのも無茶な話だし、ラッパーとしてはフレッシュなことをただ続ければ全く問題ないのではないだろうか。
そのYachtyの新しい動画インタビューがBossipにアップされている。インタビューアーはYachtyに対して「君たちの世代と90年代のアーティストの断絶に対してどう思うか?」と質問を投げかけている。それに対してYachtyは「彼らは時代が変わったのを受け入れられないだけだよ。彼らは年をとってダメになったんだ」とまたしても率直なコメントを残している。
YachtyはベテランのなかでもSnoop Doggとは仕事がしたいらしく、Snoop自身もBET Awardsの記者会見でYachtyと一緒に曲を作りたいと述べている。
相思相愛のYachtyは「僕はSnoop Doggに会いたいんだよ。彼の息子には会ったことがあるんだ。その彼から聞いたところ、父親のSnoopは僕のことをおちょくってるんだってさ」とSnoopに対する思いも打ち明けた。