“Old Town Road”の大ヒットによって、文字通り今年の顔となったLil Nas X。最新EPの『7』もグラミー賞にノミネートされ、名実ともにスターの仲間入りを果たした彼だが、そんな彼も1人の人間。常に幸せなわけではないようだ。今回、Lil Nas Xは自身のTwitterで、悲しみへの対処法を明かしている。
彼は今日、このようにツイート。
i usually deal with my sad times in private because i don’t like for my fans or family to feel sorry for me. this year had a lot of very high ups and extremely low downs. when u get to that hotel room and it’s just you, you do a lot of thinking. small things become so BIG.
— nope (@LilNasX) 2019年12月8日
彼は「俺は自分のファンや家族に気を遣わせるのは嫌だから、悲しい時はたいてい自分自身で対処している。今年は本当に上り調子の時もたくさんあったけど、もの凄く憂鬱な時もあった。ホテルの部屋に着いたとき、そこには自分自身しかいない。そして、色々なことを考えてしまう。小さな事さえ大きな事のように考えてしまうんだ」と今年を振り返るとともに、色々と思い悩んでいたことを明かした。
続けて彼は、「俺はヘイトや文句が俺自身に届いていないふりを良くするけど、無意識のうちにそれらは俺のことを蝕むんだ。自分が世界を司っているように感じるとともに、それはいつでも消え去るかもしれないってことを知るのは怖い。つまり、俺が言いたいのはこれを読んでくれた人は皆、この瞬間を生きてほしい。皆愛している」と投稿し、ファンにメッセージを送っている。
i like to pretend hate and shit don’t get to me, but subconsciously it eats away at me. feeling like u have the world and knowing it can all go away at any time is scary. with all this being said i want anybody who cared enough to read this to just live in the moment. love u guys
— nope (@LilNasX) 2019年12月8日
先述したように、彼の人気はほぼ“Old Town Road”1曲によるもの。彼自身もその人気の脆さを自覚しているからこそ、今回のようなツイートをしたのだろう。実際、来年がLil Nas Xにとって勝負の年になるのは間違いないだろうが、あまり気負いせずに彼らしさを貫いて欲しい。