先日、「娘が処女かどうか確認するために毎年婦人科へ連れて行ってる」と発言したことによって多方面から顰蹙を買ったT.I.。そんな彼が、先述の発言についての釈明を行なっている。
XXLによると、T.I.は今週月曜日にWeb番組『Red Table Talk』に出演。そこで彼は自身の妻と共に、娘についての発言に触れている。「まず始めに、俺たちがどう娘と関わって育てていて、何が適切か適切じゃないかについての誤解を解きたいと思う」としたT.I.は、「今回の全ては俺が今、あの年齢の子供とどう関わっているかについて聞かれたとき、冗談めかして語ったことが批判されているんだと思う。俺は本当の話を大きく誇張して、面白おかしくしてしまった。それを、多くの人が文字どおりに受け取ってしまったんだ。なぜなら、みんなが父親としての俺、そして俺が今までどんなことをやってきたかってことで俺を評価してきたのなら、みんなは俺のことを良く知ってるものだと思っていたからな」と語った。要するに、人々が彼のジョークに対してここまで激しく反感を抱くとは考えていなかったのだろう。
問題となったT.I.の発言の趣旨は「娘とセックスの話をするか」という話題で「セックスについて話すだけじゃなくて、俺たちは彼女の処女膜を確かめるために毎年婦人科に行くんだ」と、娘への過剰な愛を彼なりに冗談めかして語ったものだったが、当事者である娘については「あのことについては彼女に本当に謝った。赤の他人や、面白おかしく嘘をつく変態どもに対してじゃなくてな。彼女はいつだって俺がどんな人間か知ってるから、ある程度は理解しているよ」と、当事者同士で問題を解決することは出来たとしている。
しかし、仮に親子の間の問題が解決したにせよ、T.I.のように社会的な影響力を持つ男性が女性の身体について下品な冗談を言う行為に加担してしまった事実が消えることは無い。彼のような男性の思慮と品性に欠けた発言によって不快な思いをした女性は決して少なくないはずである。問題の根幹を理解出来ていない様子のT.I.だが、果たして今後彼からこれ以上の釈明などはあるのだろうか?
T.I.が出演する『Red Table Talk』の全編はこちらから観ることが出来る。