最近は自身が審査員を務めるオーディション番組『リズム+フロー』も話題になっているCardi B。そんな彼女が自身の存在により、他のフィメールラッパーがレーベルと契約しやすくなったと発言した。
今週月曜日、TidalのRap Radar Podcastのインタビューに登場した彼女は自身がラッパーとして成功を収めたことで、レーベルが他のフィメールラッパーとサインするようになったと語っている。「沢山のフィメールラッパーが私の(成功の)後、活動しやすくなったと感じる」と話すCardiは続けて、「私が成功を収める前までは、レーベルと契約しているようなフィメールラッパーはいなかった。知っての通り、それらはもう確立されていたの。誰も彼女たちとサインしようとはしなかった。でも今は、彼女たちは皆契約してるし、ラップが出来れば、応援してくれる人が沢山いる」と昔と今のフィメールを取り巻く現状の違いを述べている。
Cardi B says she is the reason why female rappers are getting signed now. ?? pic.twitter.com/9ll9y17p0V
— Music News Facts (@musicnewsfact) 2019年10月22日
このインタビューが公開された後、Twitter上ではCardiの「私が女性ラッパーの道を開いた」と受け取れる発言を巡って議論が白熱。見かねた彼女は自身のTwitterにてこのようにツイートした。
I didn’t say I pave the way for female rappers but I deff gave the hood and women hope.Nikkas wasn’t collabing with females rappers.Labels where signing female rappers and putting them in a shelf and not focusing on them.Not giving them proper attention .
— iamcardib (@iamcardib) 2019年10月23日
「私はフィメールラッパーの道を開いたとは言ってないけど、間違いなく地元と女性に希望を与えた。昔は、男のラッパー達はフィメールラッパーとコラボしようとしなかった。フィメールラッパーと契約していたレーベルも、彼女たちの存在を棚に上げ、彼女らに注意を払うこともなかった。ちゃんと注目していなかったの」と投稿したCardiはさらに「今では男性ラッパーも積極的にフィメールラッパーとコラボするようになった」とツイートしている。
It seem like it was impossible for it to be more then one female rapper.These male rappers where not even takin Money from female rappers for a feature cause it seem far fetch for another woman to make it.I see so many male artists collabing wit females now even ..
— iamcardib (@iamcardib) 2019年10月23日
確かにCardiの前にはNicki Minajが絶対女王の座に君臨していた印象があるので、反論したい気持ちも分かるが、実際Cardiの今まで残してきた功績は称賛に値するものであり、他のフィメール達に希望を与えたというのも間違いないだろう。