それぞれシカゴを拠点に活動するNoname、Saba、Sminoの3人のラッパーが結成したグループGhetto Sageがシングル“Haagen Dazs”をリリースした。
3人とも趣は違えど、どちらかというとR&B寄りな楽曲のイメージがあるが、今回リリースされた“Haagen Dazs”はそのイメージとは裏腹に、バウンシーなトラックの上で、それぞれが巧みなフロウを披露するアッパーな楽曲となっている。
実は先週の金曜日、Ghetto Sageというアカウント名でTwitterを開始した彼らは今週月曜日に、このようなツイートをしていた。
10/17 pic.twitter.com/iRnHjYIhc9
— Ghetto Sage (@ghettosage) 2019年10月14日
この「10/17」というツイートに対し、ファン達の間では10月17日に何らかのプロジェクトがリリースされるのではと囁かれていた。結局、リリースされたのはアルバムではなくシングルだったが、ファンは喜んでいることだろう。
ちなみにこの3人がコラボするのは、これが初めてではなく、Nonameが2016年にリリースした“Shadow Man”そして同じく彼女が2018年にリリースした“Ace”でコラボしている。今年の3月に行われたBillboardのインタビューでSminoは3人の関係性やグループを結成する可能性について語っていた。
彼は「正しいタイミングでそういうこと(グループを組むこと)をするのは、俺達にとって有益だと思う。実際、俺達はそれに向けて取り組んでいるしね。俺達はいつも集まる度にそのことについて話すんだ。「この状況をなんて呼ぼうか?」ってね。SabaとNonameは『NOIR(Sminoが昨年リリースしたアルバム)』には参加していないし、俺はNonameがSabaのアルバムに参加するとは思わない。でも俺達はずっとお互いを同じく愛している。俺達は仲間なんだ。彼らは本当の友達だよ」と話しており、3人の間の固い友情がうかがえる。
このインタビューから約7ヶ月経ち、ついに3人がグループとして楽曲を発表したわけだが、今後アルバムなどのリリースはあるのだろうか。今後もGhetto Sageの動きに注目である。