Kim Kardashianによる「Kimono」騒動を始め、商標登録を巡るトラブルが散見される今日この頃。そんな中、今年初めにCardi Bが行った自身のキャッチフレーズ「Okurrr!」の商標登録申請が却下されてしまったようだ。
Complexの記事によると、アメリカ特許商標局は「Okurrr !」を「ありふれたものである」として商標登録の拒否を宣告したという。申請書には「商標の登録は拒否されました。なぜなら、それはごく普通の、よく知られ、広く認識された概念、または感情を単に伝えている一般的な用語、メッセージ、あるいは表現だからです」との回答が返ってきたそうで、「Okurrr!」が必ずしもCardi Bだけのものでなくもはや一般的な概念となっていることを理由とし、「“Okurrr”はドラッグコミュニティやセレブによって“OK”や“誰かが家に入ることを肯定する”表現として一般的に使用されている」と用法の解説まで行っている。
「Okurrr!」はCardi BだけでなくKardashian一家など多くのセレブによって用いられてきた表現であり、必ずしもCardi Bだけのものでは無いことが商標登録に失敗した最大の原因であることが分かる。しかし、今「Okurrr!」と聞けば多くの人がCardi Bを連想することは間違いなさそうだ。
Cardi Bが申請を行った際には「紙製品、特に紙コップやポスターのため」と、「Okurrr!」を自身のグッズにプリントすることを計画していることが明かされていたが、それらの商品は今後どうなってしまうのだろうか?