昨日紹介した、クラブと音楽を誰もが楽しむために、クラブ内におけるアンチハラスメントのステイトメントを表明/提示することを求める」署名。
この署名のきっかけの1つとなったのは先週末に渋谷のクラブContact内で起こった痴漢行為だった。この件は被害女性の知人がTwitterに投稿したことがきっかけで明るみとなり、クラブ側が適切な対応が取れていなかったとして批判されていた。
これに対しContactを運営する株式会社グローバル・ハーツは、昨日ContactのHP上に声明を発表。今回の件に関し、「泥酔者から痴漢行為を受けたお客様やその友人の方々に対し、迅速で的確な対応が出来なかった為に不快な思いをさせてしまった」と謝罪し、適切な対応ができなかった経緯を明らかにしている。
さらに痴漢やナンパなどに関する張り紙を、今後は女子トイレだけでなくトラブル発生への抑止力に繋げるために、より広範囲に掲示することも表明。また最後には来場者に対しても安心して遊べる場所を作るための協力を呼びかけている。
こうした痴漢などの案件でクラブが声明を発表することは異例のことであり、今回の声明をきっかけにアンチハラスメントのステイトメントが日本のクラブにも広まっていくことが期待されている。