Coachellaでの圧巻のライブパフォーマンスが記憶にも新しいKanye Westだが、そんな彼が自身の教会を設立するのではないかと、今週発売されたPeople誌にて伝えられている。
People誌によると、Kanyeは一つ屋根の下で音楽と精神が共存するような教会の設立を考えているようだ。ある関係者は「彼(Kanye)は自身の教会を設立することについてずっと話しているよ、あとそれがどのようなものになるのかについてもね」とKanyeがすでに教会についての構想を練っていることを明かしている。また、Kanyeの考える教会はいわゆる賛美歌を歌ったり、説教のある伝統的なものではなく「芸術や、お互いを愛し、気遣う人々の共同体を通して、人々の意識を神に向けるというやり方になるだろう」と関係者は語っており、それこそ「Sunday Service」をアップデートしたようなものになるようだ。加えて、「彼(Kanye)は彼の子供が信仰を持って育ってほしいと思っており、それを実現するためには彼自身の信仰を表現するのが最善の方法なんだ」とKanyeが自身の子供達にも信仰を持ってもらおうと思っていることも明かしている。
さらに、その関係者によるとKanyeは「彼は本当に援助を必要としている人々を助けたいと思っているんだ。彼は多分たいていの人よりも傷つくことや癒やしの必要性について理解している。彼は音楽の癒やしの力を信じているが、それだけでなく神が人々の傷付きや抱える問題を癒やすことが出来るとも信じている」らしく、彼の神に対する信仰が元々強いことが分かる。
確かに「Sunday Service」も和訳すると日曜礼拝となる名の通り、ゴスペルにインスパイアされたもので、彼の信仰の強さを感じさせるものだった。その集大成となったCoachellaではKid CudiやChance The Rapper、Ty Dolla $ignなど自身と親交の深いアーティストを招き、約5万人の前でパフォーマンスを行ったわけだが、関係者によると、Kanyeは「今後も自身の信仰を定期的に人々と共有したい」と思っているそうで、そのために教会の設立を考えているのかもしれない。
あくまで、これらは関係者からの話であり、噂程度の話だが現在のKanyeならば実行する可能性は充分あり得るだろう。続報を待ちたい。