多くの現代人にとってSNS、特にInstagramは無くてはならないものになっていると言えるだろう。しかし、その一方で他人の幸せな瞬間が逐一画面上に映し出されるのに疲弊感を覚える人が多いのも事実だ。Meek Millもその疲弊感を覚える内の1人のようで、ついに自身のInstagramアカウントを削除してしまった。
これまで、MeekとSNSは切っても切り離せない関係にあった。ここ数年のヒップホップシーンを代表するトピックの1つであるDrakeとの苛烈なビーフも元をたどればSNSが発端だった一方で、彼は昨年、釈放されてからというもの自身とファンを繋ぐ場としてSNSを利用してきた。しかし、先週土曜日、Meekは突如として自身のInstagramアカウントを削除してしまった。
ファン達が疑問に感じる中、彼は日曜日、自身のTwitterにてこのようにツイート。
No social media .... all real life!
— Meek Mill (@MeekMill) 2019年4月20日
「ソーシャルメディアなんて必要ない、リアルな人生のみを歩むんだ!」と彼は意気込んでいるが、「ソーシャルメディアなんて必要ない」とTwitterで呟いている時点でなんとも皮肉な感が否めない。
その後、Meekはファン達にInstagramを削除した理由をこのように説明している。
I’m on real life vibes right now ... lol I be tired of seeing all that capping sometimes ? https://t.co/JWqTde8zsJ
— Meek Mill (@MeekMill) 2019年4月22日
彼は「俺は今、リアルな生活を送るバイブスに満ちあふれてるんだよ(笑)俺はもう嘘や誇張を見るのに疲れたんだよ」と他人の日常を覗くことに疲弊感を覚えてしまったようだ。
結局、MeekがInstagramアカウントを削除した決定的な理由は不明のままだが、上記のツイートから考えると気分的なものだと思われる。いずれにせよ、彼はTwitterは続けるようなので、ファン達は一安心というところだろう。