ラッパーの21 Savageが、アメリカに不法滞在していたという容疑で移民税関捜査局(ICE)にアトランタで逮捕された。
これまで21 Savageはアトランタ出身と思われていたが、ICEの報道官によれば彼の本名はSha Yaa Bin Abraham-Josephで国籍はイギリスだという。彼は2005年に一時滞在ビザでアメリカに入国し、翌年に期限が切れてもそのまま不法滞在を続けたとみられている。また報道官は彼に前科があることも指摘している。
21 Savageの弁護士を務めているJacoby Hudsonは「彼はこれまでに罪を犯していない」として釈放に向けて動いている。
またVICEのレポーターによれば21 Savageは同郷のラッパーでアトランタの警察当局が追っていたYoung Nudyと一緒にいるところを逮捕されたことで、ICEに身柄を移されることになってしまったという。
現在21は拘留されているが、国外退去の可能性もあがっていると報道官はあわせて述べた。
Spoke to 21 savage team... this whole situation a big misunderstanding ... hope it gets cleared up quickly. There’s a logical explanation behind everything as well... but until then them U.K. jokes gonna fly. When the real story comes out a lot will identify with it .
— DJ Akademiks (@Akademiks) 2019年2月3日
また21 Savageのチームと話したというDJ Akademiksは「大きな誤解がある」と伝えられたようで、21側の正式な見解も待たれるところだ。
同じくAkademiksのInstagramページにはロンドンのラッパーLethal BizzleやStefflon Donから彼がイギリス国籍であることや南ロンドン出身であるという指摘がされているが、まだ真偽のほどはわかっていない。今後の21 Savageの処遇はどうなるのだろうか。続報をお伝えしていく。