性的暴行を告発したドキュメンタリー『Surviving R. Kelly』の放送以来過去に積み重ねた悪事の実態が明るみになり窮地に立たされているR. Kelly。そんな彼の被害者である女性の証言を元にFBIが捜査を開始したことが伝えられている。
『Surviving R. Kelly』に被害者の一人として出演したAzriel Claryという女性は、2015年の5月25日にR. Kellyに呼び出されカリフォルニアからR. Kellyのいるオーランドまで飛行機で向かったと告白している。当時彼女は17歳という年齢であり、証言が事実であるとすれば未成年との性行為をR. Kellyが行なったということになる。TMZが報じるところによると、現在FBIが証言の真偽を確かめるべく2015年5月25日のカリフォルニア発オーランド行きの便の記録を捜査しているという。
R. Kelly側はこの告発に対して「Azriel Claryの母親と“2015年の12月30日まで彼女の面倒を見る”という契約書を交わした」と弁明しているが、彼らが関係を持っていたならば未成年との淫行が行われたということであり、R. Kellyは罪に問われることになる。
次々と明るみになるR. Kellyによる犯罪行為だが、彼の正式な処分が下される裁判の実施が待たれるところだ。