Zaytovenとの『Beast Mode 2』そしてJuice WRLDとの『WRLD ON DRUGS』に続くFutureソロでの待望のニューアルバム『The WIZRD』がリリースされた。
先日のインタビューでは「2018年は疲れて活動の勢いが落ちていた」と語ったFuture。もちろん『Beast Mode 2』『WRLD ON DRUGS』の2作を共に大ヒットさせ、映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックに収録された“King’s Dead”ではあまりにもイルなヴァースをかまし話題となるなど、リスナーにとってその勢いが衰えたようには一切見えない。しかし、数多の客演やコラボ作を経た満を辞してのニューアルバムは、これまで以上の意気込みを感じさせるようなラップ、808 Mafia、ATL Jacob、Wheezy、Tay Keithなど間違いないプロデューサーを迎えたトラック、そしてYoung Thug、Gunna、Travis Scottという今最も勢いのあるラッパーをフィーチャーした豪華絢爛な内容となっている。今年のFutureの幕開けを飾るにはこれ以上ないほどの作品と言えるだろう。
全曲がクラブバンガーとなること必至のアルバムである。