先日発表されたアメリカ最大級の音楽フェスCoachellaのラインナップ。ヘッドライナーにはChildish Gambino、Tame Impala、Ariana Grandeの三人が発表されているが、当初ヘッドライナーにはKanye Westが予定されていた。今回、Coachallaの共同創設者であるPaul TollettがKanye Westの降板の理由を明かしている。
Billboardが報じるところによると、Kanye WestはCoachellaのメインステージでパフォーマンスすることを拒み、フェス会場の真ん中に自身がパフォーマンスするための巨大なドームを建設するよう要求したという。Coachellaが開催されるまでの残り4ヶ月間でドームを建設することは当然不可能であり、さらにドームを建てた場合会場の仮設トイレエリアを取り除かなくてはなってしまう。その旨を電話で伝えられたKanyeは機嫌を悪くし、「俺はクリエイティブなビジョンを持った芸術家だ。トイレのことについて話す時間は無い」と言い放ち電話を切ってしまったとのこと。
その後Tollettを始めとするCoachellaのチームはAriana Grandeにヘッドライナーをオファーしたため、Kanyeの出演とドームの建設が実現することは無くなってしまった。仮にKanyeの要求が通っていた場合、Coachellaが以前とは全く違った形になっていたことは間違いないだろう。
こうして今年も無事に開催されることとなったCoachellaだが、Kanye Westの代わりにヘッドライナーを務めるAriana Grandeはどのようなステージを見せてくれるのだろうか?