昨年6月に衝撃的な死を遂げたXXXTentacion。そんな彼の死後リリースされたアルバム『Skins』に収録されたトラック“What Are You So Afraid Of”のAlicia Keysによるカバーが話題となっている。
先日、Alicia Keysとその息子が“What Are You So Afraid Of”をピアノで弾き語りする動画が彼女のパートナーであるSwizz BeatsのTwitterにて公開された。
メロウなバラードである原曲にAlicia Keysの歌声がマッチしており、息子によるピアノも見事なカバーである。動画には「なんてバイブス!才能のあるXXXTentacionに大きな愛を。早すぎた」というコメントが添えられていた。
ネットでも賞賛されたAlicia KeysによるXXXTentacionカバーだったが、一部のAlicia Keysのファンが彼女を批判している。XXXTentacionは生前妊娠中の元恋人に暴力を振るったことで逮捕されており、Alicia keysが彼の楽曲をカバーすることはDVを肯定することになると彼らは考えているようだ。 「Alicia、信じていたのに」「これはAliciaじゃない」「私たちは彼女を失った」など、失望を露わにするファンによるコメントがAlicia KeysのTwitterに寄せられた。
oh man alicia . we believed in you
— via ☁️ s/h - school 🙁 (@moonbabyguk) 2019年1月4日
This ain't it Alicia pic.twitter.com/87ojvLwgby
— HRH Levis Ryan ?? (@LevisRyann) 2019年1月4日
we lost her ? pic.twitter.com/uiuQtmpQAj
— ????? ? (@namuness) 2019年1月4日
XXXTentacionは生前の行動から賛否が大きく分かれているアーティストであり、「彼の楽曲を好むことはDVや暴力を肯定することになる」という極端な見方が存在していることも事実だ。アーティストの人間性とその作品の評価について考えさせられるニュースであった。