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Lil Pumpが新曲の歌詞でのアジア人差別を謝罪

LONDON, ENGLAND - JULY 08: (EDITORIAL USE ONLY) Lil Pump headlines the Pepsi Max stage on Day 3 of Wireless Festival 2018 at Finsbury Park on July 8, 2018 in London, England. (Photo by Tabatha Fireman/Getty Images)

新曲“Butterfly Doors”の一節にアジア人を差別するようなラインがあるとして、物議を醸していたLil Pump。これを受け、Miyachiがリアクションを行い、中国のラッパー達が続々とディス曲を発表したのは記憶に新しい。

ここまで波紋を呼んだのにもかかわらず、沈黙を貫いていたLil Pumpだが昨日、自身のInstagramを更新。一連の騒動に対する謝罪動画を投稿している。

「あのような動画を投稿してしまい、申し訳ない」という謝罪の言葉から始まるこの動画で彼は「誰も傷つけるつもりはなかった。俺にはアジア人の仲良しの友達もいる。俺は皆と仲良しだ。俺は誰かと対立するつもりなんてない。全ては愛だ。メリークリスマス」と自らの行為について釈明した。

以前には、Wiz Khalifaが曲の中でアジア人差別をしたとして議論を巻き起こしたこともあったが、その時彼は「俺には韓国人の友達もいるし、そいつは別に怒っていない」と述べており、今回のLil Pumpの釈明と全く同じような論法を使っていた。

この論法はレイシストがよく口にする「俺には〜の友達もいる。だから俺は人種差別主義者じゃない」というのと同じで説得力に欠けるものだ。さらに、物議を醸した“Butterfly Doors”のティーザー動画は未だにLil Pump本人のアカウントから削除されておらず、本当に彼に謝罪の気持ちがあったのか正直、疑わしいところである。

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