8月から11月までの3ヶ月間開催されていたDrakeとMigosによる「Aubrey & Three Migos Tour」が、今年最も収益を上げたツアーのトップ10入りを果たしたことが明らかになった。
Pollstar社の調査によると、「Aubrey & Three Migos Tour」は43日間で約68万枚ものチケットを売り上げ、合計で7900万ドル(約89億円)の収益を得たという。ちなみにランキングの1位となっているのはTaylor Swiftのツアーで、216万枚ものチケットが売れたそうだ。
Drakeは2016年にも「Summer Sixteen Tour」でランキングのトップ10入りを果たしており、その際には54日間で500万ドル(約5億6000万円)の収益を得ている。今回のツアーの収益は前回と比較して15倍以上であり、Migosの人気の高さとDrakeが今年リリースしたアルバム『Scorpion』の影響力の大きさが分かる。
今回のツアーにはMeek MillやChris Brownというかつてビーフ関係にあったアーティストもゲストとして登場しており、その度に大きな話題を呼んでいた。この辺りにもDrakeのビジネスの手腕が表れているとも言える。
今年は『Scorpion』、そして「Aubrey & Three Migos Tour」で名実ともに唯一無二の存在となったDrake。来年も、彼の動きから目が離せない。