本日88歳を迎えた巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督の最新作『LE LIVRE D'IMAGE(英題:THE IMAGE BOOK)』の邦題が、『イメージの本』に決定し来年のゴールデンウィークにシネスイッチ銀座他で公開されることが発表となった。
『イメージの本』は「私たちに未来を語るのは“アーカイブ”である」と語るゴダールが、新撮シーンにこれまでの絵画(TABLEAUX)、映画 (FILMS)、テキスト(TEXTES)、音楽(MUSIQUE)を巧みにコラージュし、現代の暴力、戦争、不和の世界に対する彼の怒りをのせて、この世界が向かおうとする未来を指し示す5章からなる物語だ。
ゴダール本人がナレーションも担当した同作は5月に開催されたカンヌ映画祭で、映画祭史上初めて、最高賞『パルムドール』を超越する賞として特別に設けられた『スペシャル・パルムドール』を受賞した。
枯渇することのないイメージと音を多用し84分間の映画体験を約束する今作の日本版ポスタービジュアルも公開された。
Info
監督・編集・ナレーション:ジャン=リュック・ゴダール/
撮影・編集:ファブリス・アラーニョ/
音楽:ECM
出演:ジャン=リュック・ゴダール、ディミトリ・バジル
2018 年/スイス・フランス合作/84 分(予定)/原題:LE LIVRE D'IMAGE(英題:THE IMAGE BOOK) 配給:コムストック・グループ 提供:レスぺ © Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018