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Kris WuのアメリカのiTunesでのセールスが不正に操作された疑いでデータ会社が調査に乗り出す

EXOの元メンバーであり、現在はKris Wu名義で活動を行っている中国人シンガーのウー・イーファン。

以前リリースした“Deserve”ではTravis Scottをフィーチャリングに迎え、見事アメリカのiTunesで1位を獲得した。

そして、先週の金曜日には待望のソロデビューアルバム『Antares』をリリース。“Deserve”からの勢いそのままに、Ariana Grandeの新曲“Thank you,Next”を除いて、米iTunesチャートのトップ10を独占し、チャートを席巻していると大きな話題になっていた。

しかし、ここに来てある疑惑が浮上した。中国のファン達がチャートを不正に操作し、Krisの楽曲をランキング上位に送り込んだというのだ。以前にも、BTSがK-Popのアルバムで初めて全米チャート1位を獲得した際に、BTSのアメリカのファングループが同じような操作を行い、問題視されていた。

Varietyによると、関係者の1人は、Krisのセールスに「詐欺性がある」とし、米チャートにデータを提供しているNielsenとBillboardに対し、「(Krisの楽曲の)セールスの数字を抑えるべき」だと主張。そして、「アメリカのチャートシステムを利用して、新たな聴衆を動かすことによりチャートの順位を引き上げている」と疑いの目を向けている。

その疑いの目を向ける理由の1つが、『Antares』が中国でリリースされた途端に、Krisの楽曲の米チャートでの順位が一気に90位付近に下がったことだ。実は、『Antares』はアメリカでは11月2日にリリースされたが、中国ではその4日後、Krisの誕生日である11月6日にリリースされていた。この4日の間に、中国の彼のファン達がVPNを利用してUSチャートの順位を上げたのではないかと疑われているのだ。

一方、唯一Kris以外の楽曲でトップ10にランクインしていたAriana GrandeのマネージャーScooter Braunはこの件を受け、Instagramを更新し、自身の意見を述べた。

BraunはKrisと話す機会があったらしく、この不可解な順位の変動について、「彼の中国のファン達がリリースまで待ちきれず、どんな方法でも彼のアルバムを手に入れたいと思った。その結果がアメリカのiTunesを使うことだったんだ」と事実を明かしている。そして、Krisに対し、「誕生日おめでとう。君は世界的なスターであることを世に示したんだ。前向きに行こう。」とエールを送った。

この件に関し、NielsenはBillboard
「BillboardとNielsen Musicは、今週のKris Wuの楽曲のセールスの正確性、正当性を保証するために密に連携を取り合い、分析しています」と声明を発表している。
この問題はストリーミングセールスが主流となった昨今の音楽シーンだからこそ生まれたものだが、ファン達は自分たちが応援しているアーティストの名誉も損ないかねないという考えを頭に入れておかなければならないだろう。

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