その幅広い音楽性と、癖のあるキャラクターで独自のポジションを築いているVince Staplesが本日新作『FM!』をリリースした。
11曲で22分の本作のカバーアートを手がけたのは、「Girls Don't Cry」や「Wasted Youth」などのプロジェクトで国内外で高い人気をほこるVERDYだ。
Vince Staplesとの出会いのきっかけについて「友人の紹介でLAで会った際に、Vinceのデザインに対する気持ちを聞いた」とVERDYは明かす。VinceはVERDYに対して、40ドルのライヴチケットを買い、適当なデザインの60ドルのフーディをファンに購入させることで利益を生んでいるシステムに納得がいっていないという自分の思いを打ち明けたという。
Vinceは自身がキッズの頃にBAPEのフーディを買った体験が忘れられないと語り、自身のライヴに来るファンにはライヴと共にいいデザインのグッズを購入し、忘れないような体験にしてもらいたいという理由でVERDYに対しオファーを行った。
その後VinceとVERDYは日本でもミーティングを行うなど、年始から何度もやり取りを重ね、アルバムカバーとTシャツ3種類とフーディを完成させた。
「いいものを一緒に妥協せずに作りたい」という気持ちを共有して進行していった、この2人のコラボワークは、今週末にLAで開催されるComplex ConのVince Staplesのブースでいち早く見ることができる。
VERDYはVince Staplesとのブースに加え自身のプロジェクト「Wasted Youth」とBabylon、Bounty Hunterとのコラボブースも出展する。