Billboardのカバーストーリーに登場したJ. Coleが、今年の6月にこの世を去ったXXXTentacionと交わした印象的な会話について語っている。
今年の2月、J. Coleの元にXXXTentacionからの連絡が届いたという。「FaceTimeで話せないか」というXXXTentacionの要望によって、二人は三時間もの間電話をしたそうだ。「彼はスピリチュアルとメンタルについて話していた。俺を褒め称えて、彼が思っている俺に近づきたいってことを言っていた。俺は自分がそんなレベルに居るとは思えなかったから、強烈な経験だったよ」という言葉から、XXXTentacionは自身がJ.Coleを目標としているということを彼に訴えかけていたことが分かる。その際のXXXTentacionの様子についてJ. Coleは、「俺は前に精神的に問題のある人々と多く関わって来たから、XXXTentacionがとても情熱的で賢い奴だってことが分かった。でも、同時に彼が心の深い部分にまで行ってしまっていることも分かったんだ」と、感心すると同時にかなり危うい印象を受けたと話した。
J. Coleは先日Mac Millerが亡くなった際「気分が良くなかったり問題を抱えているアーティストは、周りの人に言い辛いのならば俺に相談してくれ」と、辛くなったら自身を頼るように呼びかけているが、この呼びかけにはXXXTentacionとの会話の影響もあるのだろうか?
This is a message for anybody in this game that’s going through something. If you don’t feel right, if you feel you have a substance problem, if you need a ear to vent to. If you uncomfortable talking to people around you. Please reach out to me.
— J. Cole (@JColeNC) 2018年9月7日
アルバム『KOD』ではドラッグに溺れる若いアーティストたちを批判していたが、シーンにおける頼れる先輩といったJ. ColeのキャラクターにXXXTentacionも惹かれたのだろう。インタビューの全文はこちらから読むことが出来る。