先日、自身のアルバム『Queen』の初週セールスがTravis Scottの『Astroworld』に敗北し初登場一位を逃したことで怒りを爆発させたNicki Minaj。シーンの内外から様々なリアクションが向けられる中、二週間が経過した現在もNickiの不満は残っているようだ。
アメリカの人気トーク番組「The Ellen Show」に登場したNickiは、『Queen』
のセールスが『Astroworld』に及ばなかったことについて語った。彼女は「怒ってはいないわ」としながらも、「ただ、何が正しくて何が間違っているか、何が公平かってこと。私は初登場2位のアルバムを作ったけど、気にしてない。Tシャツやらグッズやら、まだアナウンスされていないツアーのチケットを売っていた人のアルバムと比べて2番目のアルバムって、騙されたみたいじゃない?私は音楽を売りたいの。彼はTシャツとかセーターとか、ツアーパスを売っていた!でも私は売ってない!」と、未だにTravis Scottを卑怯に感じている様子である。
Smokepurrpも指摘していた通り、アルバムのリリースと一緒にマーチャンダイズやチケットを販売することはあくまでマーケティングの一環であり、それを卑怯だと断じるのは言いがかりにしか見えないというのが正直なところだ。その上、Nicki自身も『Queen』のグッズとしてTシャツを作っていたことも忘れてはならない。
二週間が経った今でも冷静になることが出来ないNicki Minajだが、彼女の怒りはいつになったら収まるのだろうか?