FNMNLでは、少し前にUKドリルのミュージックビデオがロンドン警視庁の申し立てによってYouTube上から削除されたことを取り上げた。
それ以降も、UKドリルの人気グループの1つである1011が活動休止に追い込まれるなど、警察によるUKドリルシーンへの抑圧は続いている。
そんな中、UKドリルグループの67のメンバーDimzyによる声明がFADERで公開されている。
その声明にはこのように書かれている。「メディアというものは一般大衆に答えを与えるべきだと私は思っているし、警察当局は暴力や犯罪を抑えるためには公的になにかをするべきだと思う。俺は1つの音楽ジャンルをスケープゴートにして、それらを疎んじたり、非難するのは間違っていると思うよ」とDimzyは警察の対応を批判している。
国の公的機関が音楽ジャンルに対して規制をかけるというのは、冷静さを欠いていると言わざるをえない。
もう少し視野を広げて、問題の本質を見抜くべきだろう。
声明の全文はThe FADERで読むことが出来る。