映像作家・安田
『ちょっとの雨ならがまん』は、G.I.S.M.、GAUZE、THE COMES、THE EXECUTEと町田町蔵や石井聰亙(現・石井岳龍)など、音楽のみならず現在でも大きな影響を与える80年代の日本のハードコア・パンクシーンの黎明期を記録した作品。
当時21才だった安田潤司が監督したこの作品は、1984年の初公開後、劇場やライブハウスを中心に上映され、延べ50,000人もの観客を動員、そして1994年を最後に一切の上映をやめビデオ化されること
また安田が93年に制作した演劇界の奇才・飴屋法水をはじめとするアンダーグラウンドシーンを席巻していたアーティストが集結した次回作『ファー・イースト・ベイビーズ』も公開される。出演しているのは、東京グランギニョル、M.M.M.、テクノクラートのメンバーである石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介。ハードコア・パンクバンドG.I.S.M.の横山SAKEVI。頭脳警察のパンタと石塚俊明。そして、飴屋法水とテクノクラートのマシン。登場人物全員が本人として登場し、仮想現実と戯れるように物語が紡がれていく作品だ。
8月の公開を前に、7/12(木)に東京・池袋の新文芸坐で先行上映イベントも開催。この日に限り『ちょっとの雨ならがまん』はオリジナルバージョンでの上映となる。
Info
映画『ちょっとの雨ならがまん』
(1983/日本/スタンダード/8mm→HD)
監督:安田潤司
出演:GAUZE、G.I.S.M.、THE EXECUTE 、THE COMES、THE TRASH、CLAY、GASTUNK、町田町蔵、石井聰亙、サヨコ(ZELDA)、佐藤幸雄(すきすきスウィッチ)、マサミ、ほか
映画『ファー・イースト・ベイビーズ』
(1993/日本/ビスタ/16mm→HD)
出演:石川成俊、棚橋ナッツ、上野仁、佐野秀介、和久田理人、柴崎賀宜、飴屋法水、SAKEVI(G.I.S.M.)、PANTA(頭脳警察)、石塚俊明(頭脳警察)、鈴木源一郎、キース、ショウ、ミズタニモトコ、永福町姉妹、宮崎マサヤ、友谷英孝
監督・編集:安田潤司 脚本:安田潤司、唐原理恵 撮影:諸沢利彦 照明・撮影助手:長井和久 撮影助手:青木正 録音:鈴木昭彦 録音助手:井口奈己 美術・操演・特殊メイク・ケータリング:石毛朗 美術協力・マシン・オペレート:飴屋法水、石川成俊 監督補:西山洋一 制作主任:大坪草次郎
配給:P.P.P.project + silver gelatin
【先行上映イベント詳細】
【タイトル】
映画『ちょっとの雨ならがまん』『ファー・イースト・ベイビーズ』先行上映イベント
【日時】
7月12日(木)
18:00 受付開始
18:10 開場
18:30 上映開始
22:00 終了予定
【会場】
新文芸坐
東京都豊島区東池袋1-43-5 マルハン池袋ビル3F
池袋駅東口徒歩3分
【上映作品】
映画『ちょっとの雨ならがまん』(約35分)
映画『ファー・イースト・ベイビーズ』(約90分)
※この日に限り『ちょっとの雨ならがまん』はオリジナルバージョンでの上映となります
【トークゲスト】
『ちょっとの雨ならがまん』上映後
ゲスト:大根仁(映像ディレクター)、ISHIYA(DEATH SIDE、FORWARD ボーカル)
『ファー・イースト・ベイビーズ』上映後
ゲスト:調整中
【料金】
自由席:3,000円
【チケット発売】
6月23日(土)AM10:00よりPeatix(ピーティックス)にて発売開始
PeatixイベントページURL:http://pppproject2018.peatix.com
※限定数の販売。劇場窓口での販売はございません。
主催:silver gelatin
【コピーライト】
© 2018 P.P.P.project
【映画公式HP】
http://silvergelatin.main.jp/movie/chottonoame-feb/