明日5/25(金)に待望のニューアルバム『Daytona』をリリースするPusha Tが、ラジオ番組『 The Angie Martinez Show』に出演し、アルバムのプロデュースを務めたKanye Westの最近の発言などについて話している。
Pusha Tは昨年の大統領選挙でもトランプ大統領に敗北したヒラリー・クリントン元候補をサポートすることを公表し、アンチ・トランプTシャツもリリースしており、昨今のKanyeの発言についても「それはただの1つのスタンスだ、おれは完全に反対だ」と奴隷制などの発言について明確に反対を示した。
また「刑務所改革の問題はおれにとって身近な問題だ。わかるだろ?この問題もおれはトランプ大統領とは一緒にはやれない。トランプについての意見をおれは一切聞きたくない。一切だ、おれは冷静だよ」とPusha TはKanyeに限らずトランプに関する意見は拒否するというスタンスを示した。
しかしPusha TはKanyeが創設したレーベルG.O.O.D. Musicの社長であり、先ほども述べたが、自身のアルバムのプロデューサーもKanyeが務めている。政治的な見方の違いが彼らの今後に影響を与えるかというところも気になるが、「Kanyeと話すときに、おれはただおれが感じたことを話す、どんなことに関してもだ。ただおれは政治的な話は持ち出さない。おれが持ち出さないことについて彼も知っている」とPusha Tは、政治的な話はKanyeとはしないと話す。
Kanyeの最近の発言が彼の音楽に影響を与えるかという点については、Pusha Tは「ポジティブな影響があると思う」と述べ、「人々はKanyeを監視しており、狙撃する準備ができている。彼をそれから守ってきたのは、おれの意見ではいつも偉大な音楽だよ」と、Kanyeは逆境を音楽で跳ね返してきたと述べている。