Kanye Westの奴隷制についての発言はアメリカだけでなく、アメリカに連行された奴隷のルーツとなったアフリカ諸国でも大きな話題となっているようだ。
ナイジェリアの元老院議員であるShehu SaniはTwitterで下記の投稿を行った。
If @kanyewest thinks Slavery was a choice,we will offer him a free ticket & tour guide to visit slave routes and camps in Badagry Lagos,Ouida Benin Republic,Ghana & Goree Island in Senegal to ‘experience the choices in chains’.Kanye defecated on the graves of victims@nytimes @AP
— Senator Shehu Sani (@ShehuSani) 2018年5月4日
Shehu Sani議員は、「Kanye Westが奴隷制が選択だと考えているのだとしたら、我々は彼に奴隷達が通ったルートと宿泊地を巡るツアーのチケットを提供し、ガイド役を買って出よう」と提案、鎖につながれて選択したことを経験してもらおうと述べている。さらに議員はKanyeは犠牲者の墓に排便をしたと、歴史を無視したKanyeの発言に大きな怒りを示した。
Kanyeはこの発言について、現在は削除されたツイートで「もちろん奴隷が自由意志で自らを鎖につなぎ奴隷船に乗ったわけではないというのはわかっている」と釈明し、「おれたちが精神的な奴隷状態にあるということ」を示したと述べていた。