「奴隷制は選択だった」というKanye Westの発言が波紋を広げている。多くのラッパーたちもKanyeに対して怒りや失望の声をあげているが、あるデトロイトのラジオ番組が、1つの選択をおこなった。
デトロイトのヒップホップラジオ局の105.1 The Bounceのパーソナリティーを務める Shay ShayとBiGGが、自身の番組『The Morning Bounce』で、今後Kanye Westの楽曲はプレイしないと宣言した。
2人はFacebookライブで、「Kanyeは新しい発言と共に向こう側に行ってしまったみたいだ」とKanyeの発言に対しての怒りを表明し、「私たちは乗り越える、Kanyeの曲を聴きたくないし、Kanyeの曲をプレイしたくない、Kanyeについてこれ以上話したくない」と表明。
2人はKanyeの発言を紹介することはKanyeの楽曲をプレイすることと同様に、Kanyeのプロモーションになってしまうと判断したようで、Kanyeに「プラットフォームを与えることを我々は拒否する」とも語っている。
さらに他のラジオ局にもKanyeの楽曲をプレイしないよう #MuteKanye と呼びかけている。
Join the movement! #MuteKanye #MorningBounce pic.twitter.com/zeuyD2jPw5
— 105.1 The Bounce (@1051thebounce) 2018年5月3日