先日、FNMNLでは、男女差別問題を受けて45の音楽フェスが2022年までに出演アーティストの男女の比率を平等にすると公言したことを取り上げたが、Spotifyも音楽業界における男女差別問題を受け、あるツールを開発した。
1月にはアーティストにおける男女格差についての研究も発表されており、Spotifyではこれを受けて国際女性デーを迎えるに当たって新たなツールを開発。
そのツールとは、リスナーが男性アーティストの楽曲と女性アーティストの楽曲をどのくらいの割合で聴いているかを分析し、その比率を平等にしたプレイリストをリスナーに対して提示するというものである。Sminoffとのコラボで作られたこのツールは音楽業界の不均衡を掲示し、そこに意識的になるように作られたものだ。
SpotifyのTim Ganssはこのツールを発表するにあたり、このように語っている。
「2017年、Spotifyで多く再生された楽曲のTop10は全て男性アーティストによるもので、女性アーティストによる優れた楽曲を全く反映できていなかった。とりわけ2017年は女性アーティスト達にとって素晴らしい年だったというのに」