80年代から活躍するヒップホップ史に残るデュオEric B. & Rakimが、自身の公式Twitterアカウントで、現代のラップミュージックを痛烈に批判した。
現在は削除されているツイートでEric B. & RakimのアカウントはXXLによれば、「今あなたはラップミュージックの退化の目撃者となっている。詩的なものや滑らかさの死、彼らはそう使ってしまっている。メッセージの欠落。単語やバースを通して、意味のある変化を作れないこと、しかし最も悪いのは、彼らがこの芸術的な目的を嫌っていることすら知らないことだ。これは悲劇だ」と現代のラッパーたちのリリックに、かつてヒップホップが持っていた輝きが失われていることを批判している。
さらに続いてのツイートで、Eric B. & Rakimはこの退化はヒップホップではなくラップについてのもので、「もしこの違いをわからなければ、違うものを作ることはできない」と主張している。
定期的にベテランラッパーたちから出てくる、今のラップシーンへの批判。確かに今のラップが、昔のものと比べて意味が変わってきているのは間違いないが、その変化は批判されてしまうものなのか、もしくは受け入れられるべきものなのかは意見が分かれるところだろう。