今やストリーミングサービスは、音楽を聴く為のツールとして一般的となっている。そこでストリーミングで2017年最も再生されたアーティストは、ラッパーのDrakeとFutureだと海外メディアVarietyが報じた。
Varietyによると、Drakeが世界中でストリーミング再生されたアーティスト1位にランクインし、次点にFutureという結果となった。再生数としては、Drakeは600億回以上再生を記録し、Futureは昨年自身がリリース、または参加した3作品が約420億回再生されたという。これで、Drakeは2年連続でもっとストリーミング再生されたアーティストとなる。
サブスクリプション全体の再生回数は、昨年より1270億回多い3770億回となり、去年より50.3%の上昇率をみせた。その記録の約80%は有料会員によるものだ。
一方、デジタル盤でのアルバムの売り上げは、14.6%、シングルは、23,2%と下降気味。しかし、2017年1日平均ストリーミング再生回数は、約16億7000と高い水準を記録した。
ヒップホップシーンをリードするDrakeとFutureの記録的な数字は勿論ストリーミングサービスに大きく貢献したといえる。因みに、最もストリーミング再生されたシングルには、Kendrick Lamarの"HUMBLE."で、5億5520万以上という。