データ調査会社のニールセンが、2017年のアメリカの音楽売り上げデータを発表。上半期に引き続きヒップホップとR&Bの売り上げがロックを上回り、史上初めて年間を通してヒップホップとR&Bが最も売り上げが多かった。
ニールセンによればヒップホップとR&Bは全売り上げの24.5%を占めており、ロックの20.8%を上回り、史上初めて年間を通して最も売り上げが大きかったジャンルとなった。
Kendrick Lamarの『DAMN.』を始め、アルバム売り上げランキングトップ10のうち、7作をヒップホップ・R&Bジャンルのものが占める結果となった。
またアメリカの音楽業界全体の総売上も昨年から12.5%伸び、約6億3600万枚相当が、昨年一年間で売り上げられた。これは旧来的なアルバムセールスや、各楽曲の売り上げ、さらにはストリーミングでの再生回数なども合計したものとなっている。