以前伝えたFrank Oceanが実父のCalvin Cookseyに名誉毀損で訴えられていた裁判は、実父の訴えが退けられOceanの勝訴となったとPitchforkが報じた。
Oceanの弁護士であるKeith Bremerは、親子同士の争いとなったこの裁判について「とても悲しい裁判だった」と述べ、「Oceanがこの裁判を経験しなければいけないことは申し訳なく思うが、無事終了することができ嬉しく思っている」と複雑な胸中を明かした。
TMZによれば実父のCookseyはOceanが彼を中傷したという事実を証明することができなかったということだ。この裁判はOceanが自身のTumblrに投稿したポストの中で父親が昔トランスジェンダーのウェイトレスを「クソ変態」と呼んだと書いたことに対し、父親がその事実の撤回と、名誉毀損を受けたことで1400万ドル(約16億円)にも上る損害賠償請求をOcean側に求めていたもの。
その訴えに対しOceanは「事実をそのまま書いている」と真っ向から対立姿勢をみせていた。