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ビンテージの子供向けレコードプレーヤーを本格的なDJ用ターンテーブルに改造

とあるコレクターが、アメリカの老舗おもちゃメーカー『Fisher Price』が製造している子供向けレコードプレーヤーを、実際にDJが使用できるポータブルターンテーブルに改造した。

1930年にアメリカで創業した『Fisher Price』。様々な赤ちゃん向けのおもちゃや育児用品を作り出している、世界150ヵ国で愛される乳幼児玩具メーカーである。

そんなFisher Price社商品のひとつである、レコードプレーヤー玩具。レコード全盛期だった1970年代に発売され、定番のおもちゃとなった。

普段はメディア関係の仕事をしている、コレクターのDaniel Barassiはある日、在庫整理をするレコード屋さんから大量の45”レコードを譲り受けた。車の荷台にも収まりきらない量のレコードを手に入れたDanielは、とりあえずレコードを聞くためにポータブルのレコードプレーヤーを探すことに。そこでクラシックなFisher Price社の持ち運び可能なレコードプレーヤーを購入。しかし本格的なレコードプレーヤーではないため、実際に再生してみると、モノラル再生だったりノイズの多い針であったりと、とても褒められたものではない音質だったようだ。

そこでDanielは、レコード針をきちんとした製品と取り替えるという発想にいたり、そのおもちゃのレコードプレーヤーにSHURE製のDJカートリッジ『M44-7』を取り付けた。そこから次々と改造を施し、最終的に本格的なDJ向けのターンテーブルに変身させてしまった。

A peek at the rewired inner workings of the #FishurePrice.

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音質の向上、ステレオシステムだけではなく、他にもピッチコントロールやスピードコントロールも可能に。

Ladies & Gentlemen, #FishurePrice can has a real pitch control! #OMG #Vinyl #Turntable #Solder #Potentiometer

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2台用いれば、ビートジャグリングなども可能

この改造には約$200ほどかかるそうだ。もとのFisher Price社のレコードプレーヤーがなかなか手に入らないようで、Danielは販売目的でこの魔改造ターンテーブルを大量生産するつもりはなく、ただ個人的に楽しむ目的でこのターンテーブルを作ったとのこと。興味のある人は自分でさらにすごい改造とアップグレードを試し、是非見せてほしいとDanielは自身のウェブサイトで語っている。

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