Youtubeのミュージックビデオなどから、曲を無断で音源ファイル化してユーザーにダウンロードさせていたサイトYoutube-mp3.orgが閉鎖されることになった。
月間6000万ユーザーが訪れていた世界最大規模の違法ダウンロードサイトだったYoutube-mp3.orgのオーナーであるPhilip Matesanzは、昨年Universal、Sony、Warnerの3大メジャーから、約38億円にも及ぶ損害賠償請求を起こされていた。
Matesanzはドメインをレーベルの代表者たちに譲渡し、金額は公表していないが、レーベル側の損害賠償請求に応じるとThe Vergeが伝えている。
現在もサイトにはアクセスは可能だが、ユーザーがダウンロードしようとすると、エラーが起きダウンロードできない仕様になっており、実質的に閉鎖状態同然だ。
ある調査によればYoutubeなどのストリーミングサイトから音源を抽出する方法は、違法ダウンロードの手法の中でも急速に伸びており、最も頻繁に行われている手法となっていた。