オンデマンドでのレコード製造と販売が行えるサービスQratesが、アメリカのクラウド・ファンディングサービスKickstarterとのサービス連携を発表、特設サイトを公開した。
Kickstarterでは音楽制作に関連したクラウドファンディングのプロジェクトが数多く開催されており、その数は通算で52,000件以上。多くのプロジェクトで支援者へのお返しとして現在も沢山のレコードが販売されている。
ただレコード製造は手間がかかってしまい、専門的な知識が必要な分野。それを専門サイトであるQratesに備わるレコードのデザインシミュレーターや自動見積もり機能をKickstarte利用者に専用サービスとして提供することでレコードの注文フローから商品の発送業務までを一元化し、Kickstarter上でレコードをリワードに用いたクラウドファンディングをより簡単に作成できるようになる。
QratesとKickstarterのコラボプロジェクトはKickstarter上で8月9日より開催される特集キャンペーン「MAKE VINYL」(メイク・バイナル)にて正式にローンチ。
この「MAKE VINYL」キャンペーンでは、クラウドファンディングプロジェクトのドラフトを事前に作成しシェアすることで、Kickstarterから様々なプロモーションの支援が受けられる募集プログラムが用意されており、ブログサイトで応募方法の詳細が紹介されている。
またQratesの特設サイトでは、キャンペーン中にレコードプレス代金が5%ディスカウントされるクーポンコードを準備しており登録の受付を開始している。