このデジタルの時代に、なぜアナログレコード業界が伸びているのか調査する協議会『Making Vinyl』が設立。第一回が11/6と11/7にデトロイトで開催されることが決定した。
昨年2016年は、アメリカ内のアルバム売上(CDアルバム、デジタルアルバム)がここ10年で最も低い年だった。ストリーミングが普及し、アルバム単位で購入する人が減少しているからだ。しかしアナログレコードだけは売上を伸ばしている。『Making Vinyl』は再びトレンドとなっているアナログレコードの復活の理由を探究するための協議会である。
記念すべき第一回は今年11/6と11/7の二日間、デトロイトのWestin Book Cadillacホテルで開催される。スポンサーはジャックホワイト主宰のレコードプレス工場『Thirdman Records』。そして『Record Store Day』と共同での開催とのこと。
『Making Vinly』は、「『Record Store Day』は再び人々が音楽を聞く選択肢としてアナログレコードを選ぶようになった1つの重要な要因」であると語る。
この協議会は
・アナログレコードがフィジカル音源のスターになったことを祝う
・知っておくべき、レコード生産のチャンスと落とし穴を伝える
・一時的なブームで終わらないようにレコードの再熱を確固たるものにする
・レコード生産におけるサプライチェーンの最新の実用的な情報を共有
・これらに関わる人々の人脈とネットワーク作り
などを目的におこなわれる。
協議会『Making Vinyl』は8/21より参加者を募集開始する。参加の応募はこちらの公式ページから可能になる。