今週水曜日、Joey BadassがMontrealityのインタビュー動画に出演した。その際に、JAY-Zの最新作『4.44』はJoey Badassのラップに影響を受けていると語った。
JAY-Zの最新作について聞かれると、「YES、やってくれた。この街のサウンドだ」と同じニューヨーク出身の先輩ラッパーの最新作のサウンドがNYをそのまま表していることを喜んだJoey Badass。「ちょうどこの辺をドライブしながら聞いたら、まさにこの街のサウンドトラックだと感じた」とのこと。前作の『Magna Carta』を聞いた時はそうは感じなかったらしい。
そしてJoey Badassは今回の『4.44』は自分のラップに影響を受けているとも言及。「『4.44』に俺がインスピレーションを与えたと確信している。上の世代の先輩ラッパーたちはプレッシャーを感じてるんだ。このまだ若いJoey Badassが出現して、先輩たちより先に言うべきことを言っている姿を見て、やっとあいつらも言わなくちゃいけないことを思い出したんだ」と自分のラップが先輩達にプレッシャーを与えていると語った。
さらに「あのアルバムが大好きだ。すばらしい。JAY-Zが全てをアルバム内で語ってくれたのが嬉しい。そしてそのインスピレーションに俺がなれたのも嬉しい。俺を貪欲にさせる。もっと欲しくなる。もっとハードにいきたくなる。まさに今そうだよ、俺は今究極の状態だ」ともコメント。
今回のインタビュー動画では他にも様々なことについて言及。好きなアニメを聞かれて「ポケモンやドラゴンボールのようなクラシックなアニメはもちろん好きで、最近一番好きなのは『鋼の錬金術師』だ」と発言した。魂が肉体から離れるという設定や、作品内に登場する主人公のコートのデザインがお気に入りなようである。
今回のインタビューで『4.44』に影響を与えたとJoey Badassが発言したことに対してJAY-Zはまだ反応していない。本当にJoey Badassの影響を受けたのか真偽は不明であり、もしそうだったとしたら大先輩のJAY-Zは若手から影響を受けたことを認めるかどうかも気になるところである。
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