これまでにもヒップホップチューンのパロディビデオをいくつか公開してきたSHAKAMANIA Xという人物が、Kendrick Lamarの"HUMBLE."のパロディービデオを作成し話題になっている。
"MUMBLE."と題されたこのムービーで、彼は近年のラップシーンに対するディスを繰り広げている。Mumbleが「はっきりとしない」「ごにょごにょとした」という意味であるように、彼はLil Yachtyをはじめとした若手ラッパーが弱々しいラップをしていることに嫌悪感を示している。
この動画はアパートの住人がLil Yachtyを大音量でかけ、それに怒ったSHAKAMANIA Xが"HUMBLE."に乗せてラップをするという内容で歌詞を抜粋するとこのような内容だ。
「クソみたいな曲をかけるな。なにを言ってんだか分かんないぜ。Lil yachtyにDesiignerにLil Uzi VertにLil Pumpに、もうこりごりだぜ。こいつらに好き勝手ラップさせるな、彼らはデタラメをただ並べたに過ぎないんだ、誰か彼らのラップを翻訳してくれよ。A-F-R-OやJoey Bada$$、Earl Sweatshirtのようなイカしたラップが聞きたいぜ」
"Mumble rap" gotta be a term made up by a Somebody too dumb to Understand slang..
— DJ Kam Bennett (@KameronBennett) 2017年5月18日
一方でTwitterでは「"マンブルラップ"はスラングを理解しようとしない馬鹿な奴らがつくった造語だ」といった意見もあがっている。こうした"mumble"なラッパーは今回のような批判を受ける一方、多くの若者から支持を集めているのも事実だ。