i-DとCHANELによるデジタル・プラットフォームThe Fifth Senseで最新の ショート・フィルム『Jelly Wolf』が公開された。監督を務めたのは先進的なビジョンの作品で数々の映画賞を受賞してきた映画監督アルマ・ハレルだ。
『Jelly Wolf』は愉快なエフェクト効果によって魔術的なリアリズムで捕らえられたロサンゼルスのダウンタウンを舞台に、香りが漂わせる喜怒哀楽と、それが女性の想像力を 刺激するさまを探ってゆく筋書き。主演を務めるのは、映画『DOPE/ドープ!』でブレイクを果たしたカーシー・クレモンズと、 ゾーイ・クラヴィッツの母親で、自身も『ハイ・フィデリティ』などに出演しているリサ・ボネットが脇を固めている。
若く美しいクレモンズは、美容院を営む現代版シャーマン(ボネット)の手助けをかりて、自身の“内なる力”を発見する旅へと向かう。 CHANEL No5 L’EAUの主要成分でもある「レモン」「ローズ」を、祖母の形見として 美容院に持ち込んだクレモンズは、それらの香りが呼び覚ます記憶に導かれるまま、壮大な“感覚の旅”に引き込まれてゆく。
香りがみせる幻の数々——それらを通してクレモンズは、自身の 性への理解を深め、他の女性たちと彼女のあいだにある連続性を認識する。
サウンドトラックは、独創的なサウンドで名高いBat For LashesことNatasha Khanが担当。オープニング曲は、ヒット曲を数多く手がける音楽プロデューサー、Emile Haynieとのコラボによるもの。また、劇中のメイン・テーマは、Natashaがイギリスのバンド、Toyと結成したSexwitchの楽曲"Ha Howa Ha Howa"が使われている。
https://thefifthsense.i-d.co/jp/hiro/alma-harel/
『Jelly Wolf』
メインクレジット:
監督:アルマ・ハレル
脚本:アルマ・ハレル
リャナ:キアーシー・クレモンズ
受付の女:リサ・ボネット
制作会社:Be-Reel Films (BRF)
制作協力:Delirio Films
プロデューサー:マーゴ・マーズ(Margo Mars)、クリストファー・レゲット(Christopher Leggett)
作曲: Emile Haynie & Natasha Khan
音楽: Sexwitch ‘Ha Howa Ha Howa’