Drakeは昨年2016年だけでも様々な記録を樹立したばかりだ。例えばSportifyでもっとも再生されたアーティストの記録をJustin Bieberから奪いとったり、『VIEWS』がApple Musicで史上初めて10億回再生された作品となったり、いま最もリスナーから支持されているアーティストの1人であるのは間違い無いだろう。
そして今週Drakeは新たな前人未到の記録を作り出した。
Drakeが今回成し遂げたのは、毎週更新されるアメリカのビルボードのトップ100チャートに、2009年の5月から今週まで400週連続でなんらかの曲がランクインし続けているというものだ。これはTwitterの@chartdataが明らかにした。
Drake has now spent 400 consecutive weeks charting on the Hot 100.
— chart data (@chartdata) 2017年1月22日
ちなみに2009年の5/23更新のチャートに92位で"Best I Ever Had"が登場しており、そこから今週は11位に"Fake Love"、69位に""Sneakin'"の2曲がランクインしている。売り上げのみで争う日本のオリコンチャートなどと違って、ビルボードチャートは売り上げ枚数に加えて、ダウンロード数・CDからパソコンへの取り込み回数・YouTubeでの再生回数・ラジオでのオンエア回数・曲に関するツイート数など複合的な要素で成り立っており、1回ランクインすると長期間チャートインするようになっているのだが、それにしてもとてつもない記録だ。
ちなみに2位はLil Wayneで326週、3位はRihannaで216週連続となっている。Drakeは今後新しいプロジェクト『More Life』がリリースされる予定もあり、どこまでこの記録が続いていくか楽しみである。