現在、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』を手がけたデヴィッド・ギヨンとマイケル・ハンドルマンのタッグが共同で、ワーナーブラザーズが映画化企画を進行させている子供向け番組『セサミストリート』の脚本を書いていることが米Deadlineにより明らかとなった。
『セサミストリート』はワーナーブラザーズの姉妹会社HBOで47年間放送されているファミリー番組である。2012年に、マペットと人間が共存する世界を描き、ウォルターをメインキャラクターとした映画『ザ・マペッツ』が日本でも公開され、続編が2014年に公開された事が記憶に新しい。
今回の映画化されるものは、『ザ・マペッツ』のようなオリジナルストーリーではなく、テレビ番組の内容に基づいたものが作られる予定のようだ。映画化に伴い、プロデューサーは『ナイト ミュージアム』シリーズの監督であるショーン・レヴィが担当することとなっている。
デヴィッド・ギヨンとマイケル・ハンドルマンは『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』以外にも『奇人たちの晩餐会USA』というコメディ映画で共同脚本を手がけている。彼らのコメディタッチな脚本が映画版『セサミストリート』をどう料理するのか、楽しみである。
また、ショーン・レヴィ監督は『ナイト ミュージアム』シリーズでもそうだが、『べガスの恋に勝つルール』『インターンシップ』と自身の監督作品5つに、俳優オーウェン・ウェルソンを起用している。まさに彼のお気に入り俳優とも言えるウェルソンは、コメディ映画には欠かせない存在だ。
もしかすると、映画版『セサミストリート』への出演の可能性も高いのでは?
雑誌「エルガール」のオフィシャルキュレーターを務めながら、フリーライター兼モデルとして活動中。映画を中心に、ファッション、カルチャー全般の執筆を行っている。
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