今月iPodが誕生して15周年を迎えた。iPodは2001年の誕生以来使いやすいUIとシンプルなデザイン、そして「iTunesのライブラリに収めた音楽を外へ持ち出す」という革新的なコンセプトで携帯音楽プレイヤーの市場をリードし、後のiPhoneにもその遺伝子は受け継がれている。
デジタル音源やストリーミングで音楽を聞くことが一般的になってきた一方で、レコードで音楽を聞くというスタイルもリバイバル的に流行している。
160GBの容量を誇るiPod classicにはアナログ・レコード何枚分保存できるか?を可視化したウェブサイトがある。ハムスター2匹分の重さ、150グラムほどのiPodには128kbpsでエンコードしたmp3音源なら40000曲を収録できる。凡そレコードアルバム3,180枚分だ。(128kbpsは音源としてあまりよくない音質ではあるが今回は無視してほしい。)
そのレコード総重量は凡そ1400ポンド、635キロとなる。雄のクマ2匹分の重さになる。
その量のすざまじさをウェブサイトにアクセスし、その目で確かめてほしい。
A 160GB iPod Classic holds 40,000 songs and weighs a third of a pound.