キミドリは90年代の日本語ラップを語る上で、欠かせない重要なグループの1つだ。現在はそれぞれDJやグラフィックデザイナーとして活躍するクボタタケシ、KURO-OVI(現DJ 1-Drink)、DJ MAKOTOの3人からなるキミドリはハードコア・パンクシーン、スケートボードカルチャーまでヒップホップという枠を超えて、ストリートカルチャーと強い結びつきを持った稀有なグループだった。
1993年にアルバム『キミドリ』をリリースし、96年にミニアルバム『オワラナイ〜OH, WHAT A NIGHT!〜』をリリースした後に、キミドリはそのままグループとしての活動を停止している。
そしてキミドリにとって現時点で正式なラストライブとなっている、1996年の8/18に下北沢シェルターで行われたライブの映像がYoutubeにアップされた。
アップしたのは現在ガンで闘病中のECDで、闘病を応援してくれているファンへのお礼としてこの映像をアップしたとツイートしている。
今夜公開と予告しましたが夜まで待てませんでした 笑。応援してくれた皆さんへのお礼を兼ねて。これまでネットに上がってなかった当時のキミドリの動く姿です! https://t.co/mxN4O3DkM5
— ECD (@ecdecdecd) 2016年10月22日
この貴重なライブでは"カネデカワレタカゴノトリ"と"よよよよ"、"白いヤミの中"、"オ・ワ・ラ・ナ・イ"の4曲がパフォーマンスされている。
キミドリ ラストライブ 1996年8月18日@下北沢SHELTER https://t.co/bzlXWmOeYT
— ECD (@ecdecdecd) 2016年10月22日