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マイケル・ムーア、ドナルド・トランプを題材にした新作を突如発表。

Michael Moore

「やあニューヨークシティのみんな、俺の近況を知りたければ、火曜9:30pmにIFCセンターにおいで、入場無料、先着順だよ」とTwitterで突如、新作の告知をしたのは映画監督のマイケル・ムーアだ。

 

ムーアといえば、映画『華氏911』でも当時のブッシュ大統領政権を批判する作品を制作しているが、今回の題材はアメリカ大統領選を控えたドナルド・トランプだ。

『マイケルムーア イン トランプランド』と題されたこの作品は彼のワンマンショーで、選挙の激戦区でもあるオハイオ州にて撮影された。普段からトランプの言動について批判し続けているムーア。トランプが一般選挙で勝利した件については、からかいつつも警告しており、今月頭には、オハイオ州Wilmingtonにあるシアターでのショーの予定がなくなったことをFacebookに投稿している。

ムーアは「ここは小さな共和党の町」と呼ぶ。

「このオハイオ州Clinton郡には25000人の有権者がいるが、たった500人しか民主党に登録されていない!ヒラリー・クリントンへの投票者よりも、実に4倍の投票者がドナルド・トランプの投票に現れたということになる」

彼はこう続ける。

「なぜみんながトランプに投票しようとしているのか知っている。かつてミドルクラスと呼ばれていた中西部の人々は、トランプに投票することで、古いシステムを壊すチャンスだと思っているんだ。俺はそんな投票者たちにも歩み寄りができるのかやってみたい。そして彼らに1時間でも時間をやって、この今まで見たことのない、いかれた選挙を面白がりたいね」

いよいよ大統領選が迫る中、どんな作品になっているのか。日本での一般公開も待ち遠しい。(Tomomi Sonoo)

Via Variety

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