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メジャーレーベルがYoutubeの動画から音声だけを「抜く」サイトに多額の賠償訴訟。業界団体はアクセス禁止なども求める

Youtubeの動画から音声だけを「抜く」サイトがメジャーレーベルから多額の訴訟を起こされている。

 

Universal、Sony、Capitol Records、Atlantic、Warner Brosなどのメジャーレーベルは動画から音声のみをダウンロードすることを可能にする「便利サイト」のオーナーを訴えているとBBCが報道した。

レーベルサイドは「毎月数億、数千万回、動画から音声のみがダウンロードされておりドイツにあるYouTube-mp3.org がその主犯である」と訴える

ドイツにある YouTube-mp3.orgは世界最大のオーディオ・リッピングサイトであり、毎月6000万ユニークユーザーがそのサイトを訪れているという。違法音声ダウンロードの40%がこのサイトを通じて行われているとされている。

訴訟は300曲のケースをリストアップしいる。その中の一例だとSiaの"Chandelier"については15万ドルの損害額を算出し、賠償請求を行っている。

損害賠償の他にアメリカレコード協会(RIAA)、国際レコード・ビデオ製作者連盟(IFPI)、英国レコード産業協会(BPI)は、法廷でyoutube-mp3.orgのようなサイトをホストしないよう、または広告主に出稿させないような決定を望んでいる。またそのようなサイトのサービスを使用するサードパーティのアプリの禁止も求めている。

9月26日に国際レコード・ビデオ製作者連盟(IFPI)が出した声明は以下の様なものだ。

ストリーミングサイトからのリッピングは音楽産業にとっての主要な脅威になった。そのリッピングは、購入されたり、ストリーミングされる音楽が、その代わりの違法な代替として機能してしまっている。

被告はこの件についてまだ解答はしていないが、ウェブサイトは「私たちのサービスは他のサービスとは違う。なぜなら変換のプロセスは私たちのインフラの上で行われており、私たちのサーバーからユーザーはオーディオファイルをダウンロードしているからだ」と説明しているようだ。

via FACT

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