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アメリカ上半期の音楽市場動向が発表。ストリーミングによる収入が音楽市場を牽引する

RIAA(アメリカレコード協会)が2016年の音楽売上に関する中間報告を行った。2016年上半期、すべての音楽による売上高は$34億3100万ドル、約3485億円と、アメリカ国内の音楽市場は成長を続けており、ストリーミングサービスが鍵となっているようだ。

 

アメリカ国内の有料ストリーミングサービス売上は16億ドルで、全体の半分をストリーミングで叩き出している。

ストリーミングサービスの好調の原因は有料会員の増加にある。2016年前半を終え、アメリカではストリーミングサービスの有料会員は1830万人にまで増え、昨年から倍の数字、昨年末から500万人が有料会員に登録した。月額有料会員のサービスで約10億ドル、全体の3分の1が有料会員サービスによるものだ。

CDやレコードなどのフィジカル販売は、レコードブームもあるものの、2015年に引き続き9%ほど落ち込むと予想されている。

まとめると、2016年上半期アメリカ国内では、ついにストリーミングでの売上が全体の半分に達した。次いでダウンロードは3割。CDは2割。そしてデジタルでも、ダウンロード販売での売上をストリーミングが追い抜いた。月額プランの成長が昨年比10%の成長にそのまま繋がった形となった。

ソース: RIAA News and Notes on 2016 Mid-Year RIAA Music Shipment and Revenue Statistics

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