アメリカ国歌を現在の"The Star-Spangled Banner"からThe Diplomatsの名曲“Dipset Anthem”に変更するよう訴える署名運動が起きている。現在この運動は、1万人に署名を呼びかけたところ、2千人もの人が署名をしたという。
この署名運動が立ち上がった背景にはNFLのスター選手Colin Kaepernickが試合前の国歌斉唱の際に着席を続けている騒動がある。
Kaepernickは「黒人や有色人種を抑圧する国の国旗に対して敬意を払えない。自分にとってはこれはフットボールより大きなことで、みて見ぬふりをするのは自分勝手だ」と語っており、Black Lives Matterとの連帯を表明している。現在Kaepernickのユニフォームが所属チームの49ersのストアで売り上げが倍増しており、Kaepernickに賛同するスタンスのファンが購入しているものとみられている。
この騒動についてはこちらの記事を参照してほしい。(稲田瑞規)